動力は輪ゴム数個です。
材料が揃っていれば、ものの30分程度で作ることができました。
夏休みの工作は何を作ればいいか
夏休みも終盤になりますと、子供さん本人ならずお父さんお母さんも、気になるのが夏休みの工作(自由研究宿題)です。
できれば、夏休みの最初からテーマを決めていて、計画的に進めることができていれば、全く問題はないですね。
ですが、心配はいりません。
今回の「輪ゴムペットボトル車」は、いま家にあるもので作成可能で、なかなか見栄えも良いものです。
管理人が、実際に作ってみての感想やら、注意点やらも書きますので、お子さんの作成感想を加えて提出すれば、及第点はもらえます。
現代は、小学校の宿題に10日とか20日も掛けていられるほど、悠長な時代ではないので、提出すればOKだと、私は考えています。
夏休み工作でペットボトル車を手作り、プロペラ制作
それでは、作成開始です。
準備するものは、500ml空きペットボトル二本、ペットボトルのキャップ四個、輪ゴム四本(とりあえず)、竹串二本、マジック、千枚通し、針金数センチ、ペンチ、ハサミ、接着剤です。
最初に最も大切な部分を作りましょう。プロペラです。
ペットボトルの首の部分をハサミで切断します。
切断しましたら、プロペラの羽8枚を作りますので、マジックで切断用の線を引いた後に、ハサミで切断します。
そして、羽をねじってクセを付けます。
癖のつけやすさは、ペットボトル製品の厚さなどによって違います。
もし、ねじりにくかったら、お湯につけてからねじり、直ぐに水に浸ければOKです。
透明なので、分かりにくいのですが、プロペラのように出来ました。
このプロペラの形や角度によって、車の進み具合が全く違うのですが、そんな点を自由研究のポイントにして、「プロペラの角度と進んだ距離の関係」とか、レポートを書けば、宿題工作の点数は高くなると思いますよ。
プロペラの蓋に穴を開けて、竹串を7~8ランチを差し入れ、接着剤で固定します。
竹串の先端から1センチの部分をカッターで削っておきます。あとでここに輪ゴムを固定しますが、取れにくくするためです。
夏休み工作でペットボトル車を手作り、ゴム動力車両本体制作
続いて、本体車両を加工していきますね。ペットボトルの下部に穴を開けて、このように竹串を指します。
この時に、穴はユルユルにしておいてください。抵抗があると車が進んでくれませんので。
ペットボトルの蓋に穴を開けておきます。この穴は小さめに開けます。
竹串と蓋をセットします。接着剤で固定します。
作業しやすいように、車の上部を切り取ります。適当で構いません。
夏休み工作でペットボトル車を手作り、組み立て工程
車両本体のペットボトルの蓋を、このように加工して、輪ゴムを固定します。
輪ゴムの本数は適当で良いです(多い方がよく動きます)。
輪ゴムの本数についても、「輪ゴムの本数と、車両走行距離の比較」とかのテーマで、記録をとって、自由研究に載せれば、とても良い着眼点だと評価されると思いますよ。
プロペラは、本体ペットボトルの後部に穴を開けて、このようにゴムを取り付けます。
竹串と輪ゴムは、このように繋ぎましたが、工夫すれば輪ゴムだけでも固定できるようです(後述の参考ビデオをご覧ください)。
さあ、完成です。
動かし方ですが、プロペラ部分を手で回して、輪ゴムに巻きを加えることで、推進力を得ます。
昔の子供たちの「糸巻き車」の要領です(時代が違うので、分からないかも)。
糸巻車の発展型、輪ゴム動力車自由研究のアドバイス
細かい部分がわからなかったという方のために、参考ビデオを紹介いたします。私と少し作成手順が異なる部分もありますが、作業しやすい方で進めていただければと思います。
動画作成者の方に感謝いたします。
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