近くに天文台ってありますか?
私の天文台の思い出は群馬県中之条町の近くに天文台があるのですが、あそこで夜空を見上げていた思い出があります。
・・・天文台であれば、本当のプラネタリウムを体験できると思いますが、現在は本格的にプラネタリウム投影機が比較的安価に用意できるので、いろいろなところでプラネタリウムを体験することが出来ます。
夏休みにご家族で、近くのプラネタリウムで投影された星空を眺めながら、いろいろとお話すれば、きずなも深まりますね。
私は、田舎育ちなのでわざわざプラネタリウムを見なくでも、無数の星で構成された「天の川」を、屋外で直接に寝転んで眺めていました。
その頃は、こんな情景がずっと続くのかなと思っていたのですが、少し都会に出ますと、夜空も薄明るく、はっきりとした星の輝きもなくなっていました。
そんなこんなで、今回は、ご家族で簡単にプラネタリウムの思い出に浸れるように、簡易的ですが、けっこうおもしろいプラネタリウムの作り方を二種類ご紹介いたします。
全部、私管理人のアイデアで作ってみました。
プラネタリウムの必要材料には、だいたい「豆電球」とか「懐中電灯」をつかうのですが、今回は薄くて小さいですが、明るい「スマホ」の光源を使用してみました。
手作りプラネタリウムドーム1、針金での作り方!
材料は、針金1、2メートルくらい、新聞紙1枚、セロテープ、マジック(赤、青、黄色)、ペンチ、アルミホイール50センチくらい、です。
※くれぐれも、針金の先端でのケガにご注意ください。細い針金だとね余計に鋭利で、刺さりやすいですので。
最初に、新聞紙一枚を細長く巻いて、一本の筒を作ります。
それを、セロテープで接着して、直径18センチ程度の円形にします。
18センチというのは、中にスマホを入れるための大きさです。
続いて、準備した針金をカットし、約30センチの針金を4本用意します。
中央部分でひねり、真ん中を固定します。
放射状に開いていきます。
開いた針金を新聞紙に固定(巻きつけるか、セロテープを使用)します。
上からアルミホイールをかぶせて、形を整えます。
ヘルメットのようになるはずです。
このように、ヘルメットの形状が出来ましたら、ボールペンなどで、穴をあけていきます。
それから、穴にセロテープを張り、セロテープにマジックで色を付けます(赤、黄色、青)。
スマホの「海中電灯」機能をオンにして、その上に出来たプラネタリウムドームをかぶせます。
このように、発光します。きれいです。
天井には、このように映ります。
色の配置、穴の大きさ、プラネタリウムドームを置いておく位置、またスマホの懐中電灯機能の「点滅」を使うと、「早い点滅」「ゆっくりな点滅」機能も使えますよ。
手作りプラネタリウムドーム2、段ボールでの作り方!
さて、この「作り方2」が本当に紹介したいものです。
私が、作ってみて安全に簡単に作成できました。
特に型紙も必要なく、工夫すれば天井に星座を投影することも可能です。
主な材料は、こんな段ボール紙(通販の段ボールです)、アルミホイール70センチ程度、セロテープ、マジック、糊、ハサミ、ホチキスです。
段ボールは、長辺45センチ程度あった方が良いです。
ダンボールの長辺から、幅1センチ程度の長いひも状のものを6本、切り出します。
2本をホチキスで連結して、直径17センチのリングを作ります。
ヘルメット状になるように、ホチキスで留めていきます。
全部、固定すると、このようになります。
接合部は、ホチキスでしっかりと留めてください。
1枚、コピー用紙などで、アルミホイール用の型紙を作ります。
この型紙を8枚張り合わせて、球状のプラネタリウムドームをつくるのです。
型紙の台紙に合わせて、マジックで切断線を描いていきます。
この段階で、アルミホイールにポールペンなどで穴を開けていきます。
そして、この穴にセロテープを貼ります。
セロテープの上から、好きな色をマジックで塗ります。
塗り終わりましたら、1枚ずつ切り離します。
全部で、8枚のアルミ板ができました。
これを、1枚ずつ段ボールのプラネタリウムドームに貼っていきます。
隙間がありましたら、セロテープで補修します。
さあ、できました。
スマホを同様に内部に入れて、電気をつけますとこのようになります。
壁と天井に投影しますと、こんな感じです。
夏休み工作、手作り工作、自由研究にご利用ください!
ダンボールは家には何個かあると思いますので、少し練習しましたら、上手に完成出来ると思います。
特に、スマホを利用すれば、乾電池とか豆電球の接続などに頭を悩ますことはなくなります。
あとは、穴の大きさと色付け、星座の穴をどう開けるか、などを考えれば、さらに進化させていくことが可能です。
その工夫した点を、自由研究としてレポートすれば、立派な夏休みの宿題の完成ですね。
私が、小学生だつたら、このようなタイトルで工作をしたいという視点で、紹介させていただきました。
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