こころの簡単なあらすじ、夏目漱石の読書感想文の書き方(^^)/


夏目漱石先生のイラストです。けっこう似てるでしょう?

夏目漱石の長編小説であり代表作「こころ」を読書感想文の課題図書に指定している学校も多いと思います。

ただ、上中下巻の三巻を真面目に読んで、感想文(書評)を書くことは辛いですね。

ですので、「あらすじ」で流れを掴んで、それをもとにして読書感想文を書くことは、時間のない学生(中学生、高校生も)の「必須技術」でもあります。

それでは、早速あらすじを紹介しますね。(^^)/

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夏目漱石の「こころ」概要

  • 「こころ」は夏目漱石の長編代表小説
  • 朝日新聞で、「心 先生の遺書」として1914年に約四か月連載された。
  • その後、1914年9月に岩波書店から刊行(岩波書店が出版社として発刊で最初の小説)。
  • 2016年時点までで、新潮文庫版は発行部数718万部で、同文庫中、最も売れている。

夏目漱石「こころ」あらすじ紹介

小説書くのって、今も昔も大変!

上巻

  • 時代設定・・明治の末期
  • 主人公・・「私」
  • 「私」は神奈川の鎌倉の「先生」を訪問。その後も「私」は「先生」を訪ねるようになった。
  • 先生は謎めいていた。奥さんと仲良く暮らすが、世間からは隠遁風の生活。
  • 時々、教訓話をされるが、なぞなぞのようで理解が難しい。そこで「私」は「先生」に隠された過去を話すように迫り、先生も「その時が来たら話す」と約束した。

中巻

  • 「私」は大学を卒業して実家に帰る。父親の腎臓病が重く、危篤となり実家で覚悟を決めて兄弟らと待機していた。
  • その場に、「先生」から分厚い封書が届く。その中には「この手紙が届くころには、私は死んでいる。」とあった。「私」は死期迫った父を実家に残して、「先生」のいる東京に向かう汽車に飛び乗った。
  • その車中で、「私」は先生の過去が独白された手紙を読んでいた。

 

下巻

  • 「先生」は幼少時に両親を同時に亡くした。その後、「先生」東京の学校に通う。・・しばらくして叔父が先生の家の遺産をだまし取ったことを知る。「先生」は二度と故郷には帰らない決心をする。
  • 「先生」はある奥さんとお嬢さんの住む下宿に暮らした。
  • そこに、先生の友人Kが出現Kは実家に嘘をついて勘当された身で、行くところがなく、「先生」は同じ下宿に住めるように話をしてやった。
  • 次第に打ち解けていつた友人Kは、ある日先生に「お嬢さんが好きになった」と相談した。
  • Kに「先を越される」と恐れた「先生」は、一足先に奥さんに「お嬢さんをください」とお願いし了解を得た。それを知ったKは平静を装ってはいたが、一週間たたずに自殺した。
  • 「先生」は、大学卒業後にお嬢さんと結婚。しかしKへの罪悪感はずっと残り、「自分も叔父と同じ種類の人間ではないのか?」と思いこむ。
  • あるとき、明治天皇の崩御、乃木希典の殉死が重なり、「自分も明治精神と一緒に殉死したい」と思い至り、お嬢さん(妻)を残し自殺する。

「こころ」その他情報

  • 私・・酒、たばこ、将棋をする。父が腎臓病。
  • 先生・・故郷は新潟、定職はなく酒は飲み、東京で妻とひっそり暮らす。妻とは音楽会や観劇、箱根や日光への旅行に行く。
  • 先生の妻・・名前は「静」(しず)
  • K・・「先生」と同郷、僧侶の次男で、医者の家に養子に出された。養家は医者にするつもりで東京にだしたが、当のKは医者になる気は無く、実家と養子先は激怒。仕送りはストップして困窮していた。「先生」のほかに頼る人はいなかった。
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参考読書感想文の紹介

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例文

夏目漱石の代表作ということで、少し緊張して読んだのだが、やっぱりどの時代であっても、「人が生きる」ということは、同じく大変な営みなのだと、感じされられました。

明治という特殊性はやっぱりあって、それは「明治天皇の崩御」、「乃木希典大将の殉死」という、現代に生きる私にはなかなか理解できにくい時代背景だと思いました。

当時の「国家精神」と、同時に殉死するということが一種の美徳でもあるのだろうと想像するが、現代にはそんな考え方は微塵もないと思う。

ある意味で、私は一種の「羨ましさ」を感じた。自分の人生を捧げて満足できる存在が、当時はあったということなのだろう。

二番目に、「こころ」の最初の題名は「こころ 先生の遺書」だった部分が考えさせられた。

「先生」が亡くなったことは、主人公「私の死」を意味するのではないだろうか。「先生」とは「私」の「心の師」の意味も込められているように感じるからだ。

その「明治精神の死」と「心の師」の両者の死が、結局主人公「私」の死を導いたと、漱石は暗示したと思う。

明治時代とは、現代では「明治維新」という輝かしい時代を感感じさせるが、実際は大きな存在の破壊だったのだとも、漱石は主張しているかもしれない。

そこまで想像しないまでも、人間はやはり一人で生きる存在ではなくて、みな罪深い存在であって、誰しも「死の理由」など何個も持っていながら、彷徨い歩く存在だから、その点をしっかりと自覚しながら歩いて行ってほしいとの、漱石のテーゼ(問題提起)の書だと受け取った。

この多感な年齢に、夏目漱石の「こころ」を読めたことは、とてもありがたいことだと思いました。

最後に

丸パクリは、ご自由にして構いません。ただ、責任は負えませんので、ご了承ください。

このほかにも、いくつかの読書感想文の例文を載せていますから、参考になさってくださいね。(^_-)-☆

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