もういくつ寝るとひな祭り(^^♪)と、適当に歌ってひな祭りを心待ちにしている私(主婦?)です。
ひな祭りといえば、男雛と女雛のひな人形を飾りまして、雛あられや菱餅をお供えして、飾り物は桃の花、飲み物といえば白酒です。
飲食が楽しみで、私の時は具が少なかったですが、ちらし寿司がなんとも楽しみでした。ああ、お節句祭り、早く来ないかなあ。(^◇^)
それで、今回の課題は「菱餅」なんですね。
あれって、どういう意味があったのか?小さいころに聞いた記憶はありますが、よく覚えてないので今日は復讐、じゃなかった、復習したいと思います(#^.^#)
ひな祭りに菱餅が食べられるようになった秘密とは?
調べてみると、可能性のある説が三つ見つかったです。
≪第一の説≫菱餅は元々、宮中でお正月に食べていた「菱葩餅」(何と読むのだろう?)という餅が元だという説で、時代を経るうちに次第に現在の形と色に統一されてきたらしい。
≪第二の説≫古い話らしいですが、菱の実を食べ続けていた老人がいて、なんと千年も生きて仙人になったという昔話にちなんだという説。それで元々は三角に作っていた菱餅が菱型に変化して、現在の形になったらしい。
≪第三の説≫これは「上巳節(じょうしせつ)」に関連している説で、元々は上巳節で食べられていたという「母子草」(ぼしそう?ははこぐさ?)に含まれていた、一種の餅が日本に伝わった時にヨモギを使用するように変化し、更にその餅が菱餅の大元になっているという。
※別角度から、科学的に調べてみたら、菱は非常に繁殖力の強い除草するのも大変な植物だそうです。
ある人は、その菱の繁殖の強さにあやかろうと菱餅や菱菓子ができたと想像してましたね。
また菱の実の味なんですが、これがまた甘くてホクホクしてて、美味しくて滋養もあり、まさに女性が好む食べ物の筆頭だったらしいです。イモやクリに似てますね。
たくさん取れれば主食になったかもですね。
ひな祭りの菱餅の色に込めた母から娘へのメッセージとは?
それでは、なぜ菱餅って、現在の三色に落ち着いているのでしょうか?
それは何と菱餅には、娘への親からの想いが大いに関係しているらしいです。
菱餅って、普通は赤・白・緑の三色(地方で違うらしい)に作られますが、その一つ一つの色に大きな意味が込められていたのです(テレビの歴史ミステリーみたいですね)。
一番上の赤の色彩ですが、あれはクチナシの実の色だそう。意味は魔除け、効能は解毒、雛祭りを彩る桃の花をイメージしたのではないかと言われます。
次に白ですが、白にこそ菱の実が入っていて、菱の効能である子孫繁栄、長寿、また血圧を下げる効果もあるそう。その白色は清純さをイメージするみたいです。
最後に緑ですが、緑のもとは蓬です。厄除け目的として増血作用もあるみたいです。健康にそして新緑のイメージを加えています。
ひな祭りの菱餅の色の順番違いでイメージ逆転か?
さて、菱餅を食べる前にハンバーガーみたいに重ねてみましょう。「ダブルチーズ菱餅だ」なんて騒いでいるとお母さんの鉄拳が飛んでくる??
重ね方に2パターンがありますね。
最初は上から赤・白・緑の重ね方。これは雪の下➡新芽➡芽吹き➡桃の花という順番なので、新芽(蓬)に雪が積もり、そこから桃の花が咲いている情景なので、2月下旬~3月上旬くらいのイメージですね。
次は、赤・緑・白の順番ですから、雪➡新芽の芽吹き➡桃の花となり、雪の中から新芽(蓬)が芽吹いて桃の花が咲いているという3月中旬程くらいのイメージです。
※地方によるんですが、重ね方にいろいろなバージョンがあります。
上記は一般的で、それに加えて、下から白緑の二色、同じく白・緑・黄の三色、それから白・緑・紅・白・黄の五色なんてのもあるという話です。
一体どちらの地方なんでしょう?
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