あなたは大勢の人の前でお話をするは好きですか?
政治家なんかは、何よりも駅前で演説するのが好きな人種なのかとか考えますが…。
今日は、小学校や中学校で、なんと祝辞を頼まれた場合に、何とか無難にやってのけるにはどうするかという話です。
それでは、ご一緒に解決策を考えていきましょう!(^_-)-☆
小学校中学校の卒業式祝辞での疑問点とは?
こんな方がいらっしゃいました。「来週小学校の卒業式に祝辞を頼まれていますが、なんとまだ全然出来てません。誰か助けて…」みたいな。
どうしましょうか?多分、絶対に出来ない人には学校も頼まないので、この人はやれば出来る人なのだと思います。
気にかかっていることを解決できれば、一気に書けると思います。
こんな悩みの方もいらっしゃいます。「式辞は用紙に書いた紙を読み上げる決まりでしょうか?紙を見て話すとスピーチの気が抜けたようになって気が引けたり、固い雰囲気になってしまわないかと心配で…。」
でも、祝辞(スピーチ)というのは、決して式辞用紙を読まないといけないなどの決まりって全くありませんし、用紙を利用して話す人というのは、例えば誰か偉い人の代理出席の方で、代わって挨拶する場合だけです。
(自分で書いた祝辞が、長すぎて忘れてしまう心配のある方も読んでますけど。)
結果的に心のこもった挨拶というのは、相手の顔をできるだけ見つめて、語りかけるように話しかけることができた場合です。
形式とか、見た目は気にせず、自分の気持ちを自分の話の方法で伝えることが大事でしょう。
小学校卒業式の祝辞で見逃してはいけないポイントとは?
小学校での祝辞では、あれもこれも話すよりも、一番これから卒業生に頑張って貰いたいことを一つとか、気をつけてもらいたいことを一つとか、簡単明瞭に話すと伝わりやすいですね。
自分の話したいことと、相手が聞きたい事が一緒になったスピーチが出来たときには、何とも言えない感動が、その場を包んで「至福の空間」が出現すると言います。
ぜひ、そこを目指していただきたいものです。
ほかには、特定の聞いてもらい易いトピックがあります。
例えば卒業生の思い出とか、運動会や学芸会で、みんなが頑張ったこと等について、「あの場面は感動しました。皆は立派だった」などと褒めてあげても、感動があります。
あと、どうしても付け加えておきたいトピック(形式的でOKですが)として、地域の皆さんに対しての言葉、保護者の皆さんに対しての言葉、教職員方に対しての感謝の言葉などですね。
それを「自分の言葉で」伝えたい事をしゃべってください。
小学校入学式の祝辞が聴衆ただ一人?どんな環境なの?
こんな珍しい(特殊な)お悩みの方もいらっしゃいます。
「4月に小学校の入学式があって、PTA会長として祝辞をするのですが、僻地の小学校で新入生が1人だけなんです。祝辞がやりにくく感じています。」
一般論で言うと、大きなポイントは聴衆がどのような方なのかの分析ですね。
この入学式でのお話しのお相手は、昨日まで幼稚園生だったということです。
ですから、幼稚園生に対するしゃべり方で良いです。
決して小学生になったのだからと、難しい話はNGです。
1人の1年生なので、たぶん知ってるお子さんだと思いますが、緊張していると思いますから、優しく話しかけて、思いっきりリラックスさせてあげて下さい。
会長さんの小学生時代の失敗やら、冒険話やら何でも楽しい話がいいですね。
いたずらした話、友達と遊んだ思い出の場所、覚えている先生の話など、いろいろとあると思います。
最後に忘れないで、保護者の方々にPTA活動への協力のお願いを一言添えれば、完璧に近い(?)のではないでしょうか。
最後に、自分の感動の祝辞は自分しか作れない!
字面だけ良い文面だったり、形式的にだけ綺麗な文章であっても、それだけで心に残るものではありません。
やっぱり人間はハートです。どうしてもこの想いを伝えたいという熱情が、聞く人の心を動かして心に残らせます。
自分らしい語り口で、型にはまらないお話しの方が、逆に受けるんですよね。
長ったらしいお偉いさんの綺麗な口上よりも(フーテンの寅さんの世界かな?)。
☆最後までお読みいただきましてありがとうございます。
☆この記事がお役に立ちましたらシェア・フォローしていただけると嬉しいです!