こちらが、今回制作します、輪ゴム動力の段ボールボディ、プルバックカー(後ろに引っ張って動力を貯めて、そのエネルギーで走る?という意味)です。
見た目は、「ちゃちい(なんてことない)」ですが、すごく良く走りました。「チョロQ」を思い出しましたね(笑)。
輪ゴムのプルバックカー制作で用意する材料
用意する材料はとても少ないです。
ダンボール(※)、ペットボトルの蓋四個、竹串30センチ程度、輪ゴム数個、プラスチック用接着剤。
工作器具として、ハサミ、カッター、鉛筆、定規、千枚通し、くらいです。
※用意する段ボールは、少し注意があります。下記の写真を見てください。
これは制作途中の写真ですが、竹串が段ボールの穴に刺さっています。今回の自動車は車輪を支える軸を、直接にダンボールに通す(部品点数が少なくて済みます)ので、ダンボールの穴が大きいものを用意してください。
動きがきついものではなく、十分に余裕があるダンボールをご準備くださいね。
夏休み工作の輪ゴム自動車をつくってみよう
それでは、最初に大体の大きさを、直接ダンボールに書き込んで、その線に沿って切り抜いていきます。
私は、こんな大きさで作ってみました。少し小さめです。
真ん中の斜線部分はくりぬきます。
皆さんの好きな大きさで設計してみてくださいね。
ここでは少し頭を使います。
一回で上手くいかないかもしれませんが、「試行錯誤」が大切です。
かのエジソンも「99%は失敗」とか言ってましたよね?確か?
はい、それでは線に沿って切り取ります。今回のダンボールは厚めなので、カッターを入れるのが大変でした。
皆さんも、ケガをしないように作業してくださいね。
ゆっくりでかまいません。
さあ、もう少しです。
切り抜きが終了しましたら、竹串を通してみてください。
スムーズに串が貫通していますか?
大体は、大丈夫だと思います。
本当は、うまく貫通するように設計の段階から注意するのですが、大体はOKなので、説明を後回しにしました(汗)。
ペットボトルの蓋は、カッターか千枚通しで穴を開けてください。ピッタリかきつめの穴にしてください。
竹串の片方は接着します。
組み立てられましたら、竹串とペットボトルの蓋はボンドで全部接着してください。
次に、前輪と後輪の間に、もう一本の竹串を入れます。
これは、輪ゴムを固定するためです。
後輪の輪ゴムを、このようにしっかりと留めます。
さきほどの、真ん中の竹串に引っ掛けます。
これで完成です。
走らせ方は、後輪を回して輪ゴムをゼンマイのように巻き取っていきますと、エネルギーが溜まっていきます。
一気に車を放すと、「ビューン」と走り出す仕組みです。
ただ、このままだと、後輪が空回りしますので、次のように輪ゴムでスリップ防止をします。
はい、これで完全に完成です。
ダンボールの上部に折り紙で、シャーシ(乗用車のようなフード部分)を乗せて、色を付けたりすれば、なお完璧です。
ダンボール車作成での注意点など
一度書きましたが、ダンボールが厚いので、カッターを使用するときに力を入れます。手元が狂うとケガをしますので、慎重に作業するようにしてください。
ダンボールは、竹串が余裕で入る大きさの穴が開いたものを使用してください。
家の中で見つからなければ、近くのスーパーの持ち帰り用ダンボールを探してみてください。スーパーではいつでも数個以上の、使用済みダンボールを置いてあると思います。
子供さんだけに任せすせに、父さんお母さんと相談しながら、和気あいあいと作業するのが良いですね。コミュニケーションになりますし。
お父さんは、実際に乗用車のメンテナンスをするのが好きな人が多いので、そんなことも話しながらだと、楽しいと思います。
簡単な作業なので、材料がそろっていれば、30分程度で作れるのではないでしょうか?
最後に、自由研究提出や発表での手順アドバイス
上手に作成できましたら、まとめと発表の準備になると思います。
あと、今までの作業写真で不明な部分は、下記に参考動画を紹介いたしますので、ご覧になってください。
動画作成者の方に感謝いたします。
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