こんな「風船ヘリコプター」が出来ましたよ!
実は、風船ヘリコプター製品としてはこんなものが、販売されています。
ですが、なんでもお金を払えば買える現状は全く理想とも言えません。
時間がない大人なら、買って済ませるのは経済合理性からみて妥当ですが、それを小学生や中学生に当てはめると、頭を使わなくなります・・。
ですので、夏休み工作で、風船ヘリコプターの作り方に挑戦してみて、「飛ばないぞ」という時の改良点まで到達する経験などが、大切な経験だと思います。
それこそが、夏休み自由研究の目的の一つなんです。
・・・幸いにも、この風船ヘリコプターは、 100均で材料をそろえられますし、「空気で飛ぶ」原理理解も頭を使います。
他のプロペラ式ヘリコプターの作り方はこちらを参照➡夏休み小学生工作,ロケットヘリコプターゴム動力二枚羽の作り方! 夏休み工作で竹とんぼ,牛乳パックの簡単作り方,自由研究!
風船ヘリコプター制作で用意する材料
こちらが、風船ヘリコプター製作の材料です。
すべて100均で大丈夫です。
風船二個、細いストロー三本、出来るだけ太いストロー一本、マヨネーズ携帯容器(使い捨て可)一個、折り紙一枚、細い両面テープ、など。
用具の主なものは、千枚通し、カッター、ハサミ、物差し、グルーガン、などです。
風船ヘリコプターをつくってみよう
風船ヘリコプターの原理
専門的な説明は無理ですが、ごくごく一般的に知られる原理は次の通りです。
風船に詰まった空気がストローを通り下方に噴射する➡その空気の勢いがプロペラを回す➡「揚力」が発生し、風船自分自身(風船ヘリコプター)が持ち上がる。
ですので、この風船ヘリコプター制作から勉強できることは、「空気の力」がわかる教材ということです。また、「空気の重さ」などの疑問にもつながり、科学への興味にもつながっていくかも知れませんね。
風船ヘリコプターの作り方
それでは、具体的な風船ヘリコプターの作り方を説明していきますね。
細いストロー三本の蛇腹側は2センチ程度に切りそろえます。
次に、プラスチック容器の三方に穴を開けます。
穴の大きさは、細いストローが通る大きさです。
三方向に開けるので、各ストロー間の角度は、120度に均等に開けてください。
このように、大体均等の角度で、ストローが刺さります。
千枚通しや、カッターなどでケガをしないようにしてくださいね。
空気が漏れないことが大事なので、隙間はグルーガンで完全に埋めてください。
内部はこんな感じです。
真ん中に、太いストローが入るスペースを確保しておいてください。
次に、太いストローを約3センチ程度にカットします。
太いストローを通す穴を開けます。
本当に、ケガにご注意ください。
だんだんと、直径を太く開けていきます。
はい、このように入りました。
こちらも、空気が抜けないように、グルーガンで隙間を完全に埋めてください。
内部は、こんな感じです。
グルーガンで太いストローの端を盛り上げます。
これは、風船をセットした時に、抜けなくするためです。
細いストローの先端の角度は、蛇腹を調整して、30~40度にしておきます。
プロペラの制作
一枚の折り紙から、4センチ幅の紙を3枚取ります。
紙の右肩を1センチ程度、切っておきます。
裏返して、両面テープをこのように貼ります。
一枚について、二か所に貼ります。
組み立て
両面テープをはがして、折り紙をストローに張り合わせて、このようにします。
風船をセットすると、こうなります。
はい、完成ですね。
風船ヘリコプター作成での注意点など
ここまで、大丈夫だつたでしょうか?
作成時の注意点としては、
- 空気を漏らさないこと、グルーガンで隙間を完全にふさぐということですね。
- 書き忘れましたが、携帯容器の本体と蓋も完全に密閉してください。このままだと、空気が漏れますので。
- 風船の力が一個では小さいかもしれません。その時には「風船二枚重ね」という状態にします。※これは、あとで紹介するビデオで詳しく解説していますから、ご覧ください。
最後に、自由研究提出や発表での手順アドバイス
さて、わからなかった部分は、この動画で確認をお願いいたします。
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